e天命塾とは


"あなたの一生の中で最も大事な日とは、あなたが生まれた日と、なぜあなたが生まれてきたのかを知る日である" MarkTwain

ミッションとは何か

 

ミッション、使命、天命、志など似た言葉があります。冒頭でも触れましたが、簡単に言えば、「自分がわくわくすることで自分の強みが発揮できつつ、誰かの役に立つことにより、自分の幸福感が増すこと」を意味します。ポイントは「誰かの役に立つことそのものがわくわくする」という点です。わくわくするけれどあくまで個人の趣味だとかいうのではなく、また人の役に立っているけど義務感から仕方なくやっているというのでもありません。持って生まれた才能を生かして誰かの役に立つことで自他共に幸せになること 」ということです。

 

例えば、「子供の頃から好きだった野球で、プロ野球選手になり、観客を沸かせ、夢を提供して、みんなの役に立つ」という世に言う成功物語もあれば、「人の面倒を見るのが結構好きで、介護職となり、色々大変だけど、高齢者の方々にありがとうと言われるのが喜びです」と言うような生き方です。その両方ともミッションを生きていると言えます。ミッションに大小はありません。比較するものでもありません。あなた自身の魂がそれで輝いているかどうかがポイントです。

 

しかし、現在、ミッションに目覚めて生きている人は一握りでしょう。それはこのミッションは殆どの場合、潜在意識下に隠れているからです。潜在意識から自問自答や第三者評価、色んなツールを利用して炙り出す必要があるのです。しかし、その炙り出しは結構大変です。私の場合は結果的に10年位かかったのでしょうか。それをぎゅうっと煮詰めて3日間のプログラムで炙り出しをやります。

 

 

 

ステイービン・コービー氏は、その著書である『第8の習慣』で個としてのかけがえのない意義の表れ」をボイス=内なる声としていますが、これはまさにミッションということでしょう。

 


当塾では,ミッションの成り立ちを次の図解で解説しています。ミッションを発見する前にミッションを構成するものは何なのかを押えておく必要があります。ここでは「ミッション動詞」「強み」など6つの要素を多角的な観点から深掘りし炙り出し、最終的に自分のミッションに行き着くようになっています。心理学用語で「想起」という用語があります。つまり、何となくそんな気がする、書店に行って何となく取り出してみた本、何となく気になっていること・もの・人、その「何となく」というのがミッション発見上とても大事です。つまり「直感」です。これが潜在意識や無意識のなせる技であり、この要素を当プログラムでも取り入れております。詳細はプログラム受講時にご説明します。

 


ちなみに、私自身のミッション分解図を作ってみました。


ここまではミッションを発見する時に必要な要素を見てきましたが、以下ではミッションとは何なのかを改めて定義してみたいと思います。

 

【ミッション=人生の目的+自分(天命動詞+強み他)+対象+手段】

 

・「ミッション動詞」や「強み」、また対象者は「良心」の中の「放っておけない人々」と同じ意味で、すでに説明済みです。

・目的ですが、そのようなミッション動詞〜強み〜対象者を識別しつつ、人生で何のためにあなたのその命を使うのですか、というものです。

・手段とは、その目的を実現するためにとるべき具体的な方法を指しています。