e天命塾図解集


つながりに生かされる幸せ

 

ミッションを発見し、そしてミッションを実現してもらうことが当塾の最大の使命でありますが、それに並行して、大切な教えもお伝えできれば、と考えています。当塾もまだまだ学びの途中にあり、完成することはないのですが、それでもこれまで得た叡智の一部でも味わっていただければとの想いでおります。

 

以下の図解(ここでは主に人間関係を扱っています)ですが、この世はすべてがつながっており、多くの相互依存関係性の中で自分たちが生かされている、自分が生きているというよりこの関係性(「縁」)によって生かされているという事実、を図解してみました。

 


◼︎横のつながり:先ずは空間軸で眺めて見ます。人は一人では生きていけない。周りの人たちとつながり合いながら生きている。そのつながりを可能にするものはgive & takeであったり、助け合いであったり、相互扶助であったりです。ありがとうのキャッチボールの日常生活です。持ちつ持たれるの互恵社会を表しています。この図、いかがでしょうか?


◼︎縦のつながり:今度は時間軸で眺めてみます。自分の親から先祖を辿ります。私の場合6代先までしか遡れません。それでも親祖先は64人。150年位でしょうか。この中の誰一人が欠けても今日の自分はありません。しかし6代前のご先祖も誰かの子供であり、2000年遡っても、その間の先祖のいのちの連鎖が連綿と続いていると思うと不思議さといのちのバトンタッチに感謝の念を感じざるをえません。日本が誕生したという紀元前660年(神武天皇)、弥生の前の縄文時代が紀元前1万年、人類が日本列島に渡ったのが4万年前、人類の出アフリカが20万年前、人類(サピエンス)の誕生が30万年前、人類(旧)の誕生が600万年前、生命の誕生が38億年前、地球は46億年前、宇宙は137億年前と。なんという膨大で果てしない時の流れといのちの連鎖の物語でしょうか。そのつながりの中に私たち一人一人が存在しているということに改めて意識を向けることが大切な気がしています。


◼︎つながりの大体系:最後に空間軸と時間軸を組み合わせます。横と縦のつながりの構図の中に自分の存在があるという歴然たる事実を感じ入ってみてください。凄くないでしょうか?そして自分という存在を通じて、子や孫やひ孫が百年千年とつながっていくという生態に驚異の仕組みを覚えます。この図を見て何を感じられるでしょうか?